絵本作家 谷口智則さんによる壁画ペインティングライブイベント inパナソニックセンター大阪
先日の2021年4月3日、大阪グランフロントにあるパナソニックセンター大阪がリニューアルされました!
「社会課題の発信基地を創りたい」という一大プロジェクトを掲げられており、この度ご縁がありRocks ForChile実行委員として、リニューアルイベントの企画制作に携わらせていただきました!
「Re-Life Story(リライフストーリー)~もっと、くらしを、豊かに。」をテーマにされているパナソニックセンター大阪。住まい方や趣味、健康・美容、子育てなど、お客様とのコミュニケーションを通じて、一人ひとりが理想とするくらしを見つけ、かなえていただくための特別な場所となるよう運営されています。
今回のリニューアルで、自ら社会課題の解決に取り組みたい方、悩みを抱えながら子育て中の方、そんなみんなで一緒に集まり、一緒に”一歩”を踏み出すための場にしたいと、1階フロアをソーシャルコミュニティ広場として生まれ変わらせることに。
「あるままBASE」
アナタが見たい未来の社会は、アナタが創ろう。
あるがままに人を、世界を、見つめ、
自分なりの一歩を踏み出そう。
そんな「素直な勇気」が、つながる基地。
「あるままOYAKO」
がんばりすぎず、あるがままの姿でいい。
『子育て』という本当に短い時間を大切に、大切に、心から楽しもう。
「しんどい」も「つらい」も
吐き出して、仲間同士でつながろう。
リニューアルイベントは多様性と社会課題の解決がテーマのイベントでしたが、子どもにもパパやママにもわかりやすく、
「みんなで創る優しい世界」
として、SDGs(SDGsとはSustainable Development Goals=持続可能な開発目標の略称)という言葉を使わずに、表現することに。
その願いを繋げるため、楽しみながら伝えるためにはどう表現するか。
Rocks ForChileでもご縁があり、このイベントに相応しい方が。
『100にんのサンタクロース』『くいしんぼうのクジラ』などの絵本でおなじみの絵本作家 谷口智則さんです。
子育て世帯のパパママにもファンの多いアーティスト。
【絵本作家】谷口智則さんによる、壁画ペインティングライブイベント
~多様性や社会課題を題材に大きな壁画を一緒に仕上げよう~
ということで、「谷口智則さんと子どもたちでイチから創る優しい世界」を壁画ペインティングで創ることに。
まず絵を描く「世界(壁画)」が様々なゴミ(空き缶やプラスチック、家具など粗大ごみなどのイラスト)で溢れています。
ゴミだらけでは新しい世界は生まれませんよね。
参加した子どもたちがゴミを拾うところから、この世界の物語は始まっていきます。
子どもたちが一生懸命にゴミを取り除いてくれた世界はようやく綺麗に。
さあ、いよいよ生き物が生まれていきます。
子どもたちのリクエストで谷口さんが生き物を描いていきます。始めは緊張していた子どもたちも登場する生き物が増えると物語も動き出し、緊張がほぐれてきた様子。
谷口さんも子どもたちに「なぜその生き物を選んだの?」と、想いを聞きながら筆をスラスラと走らせていきます。
参加している子どもたち、そして会場にいるみんなのリクエストを聞き、様々な生き物を描いていく谷口さん。
そして子どもたちは、ライブペインティング前に鳥や魚に色を塗り、模様をつけ、息を吹き込んでくれました。その鳥や魚を谷口さんが描いた生き物の周りにそれぞれ放っていきます。
子どもたちの作品はどれも目を見張るものばかり!
色鮮やかなもの、大胆な模様、どれも個性溢れる仕上がりに。子どもの感性って本当に素晴らしい!!
自分で羽ばたかせたい場所や泳がせたい場所を自由に選んで貼ったあとの笑顔は、もう最高でした。
そして完成した世界(壁画)。
ゴミがなくなり、多種多様な生き物たちが楽しそうに過ごしている優しい世界!!
この世界(壁画)を見ただけで幸せな気持ちになります。
参加してくださった親子の皆さんはリクエストした生き物と写真を撮ったり、子どもたちが放った鳥や魚と写真を撮ったり、参加者同士の皆さんで記念撮影したり。
パナソニックセンター大阪の皆さんも、「泣きそうです・・・」とイチから創る優しい世界の始まりにとても感動されていました。
そして、イベントを盛り上げ、進行しながら会場の皆さんを沢山笑わせてくださった、MCのゆっき~さん。
普段はママであり、芸人をされているゆっき~さん。Rocks ForChileでは子どもたちに大人気のバルーン教室を開催してくださっています。
この日もサービスでバルーンアートをたくさん披露し、子どもたちの緊張をほぐしてくださいました!
もちろんコロナ禍なので感染対策はしっかり行いながら、終始温かく、そしてゆっき~さんのMCで笑いの絶えないイベントになりました。
そして、みんなで創った世界(壁画)は、パナソニックセンター大阪1階のライブラリーの上に飾られ続けます。
ライブラリー自体がまるで絵本の世界。
「あるままBASE」(社会課題解決の発信基地)、と「あるままOYAKO」(弧育てをなくしみんなで子育てを楽しむ)というソーシャルコミュニティ広場の空間を表す象徴となりました。
実はもうひとつ仕掛けが…
このイベントで、みんなで海や空を冒険していますが、まだ物語の途中。物語のラストピースはこれから生まれる、というイベント後のお楽しみもご用意しています!(1ヶ月程度目処で準備中)
また、このリニューアルイベントのメイキング映像も準備中です。
ワクワクとドキドキと温かい出会いがある、パナソニックセンター大阪1階「あるままBASE」。
あるままBASEの家具は、アップサイクル家具が使用されています。おもしろいアイディア満載なので、実はそこも注目ポイントなのです!
ぜひ足を運んでみてください♪
これからも関わってくださった皆さまが笑顔になれるよう、そして子どもたちの未来に繋げることができるように取り組んでいきたいと思います!
最後までご覧いただきありがとうございました♪