Rocks ForChile 2020 DAY1レポート（前編）

このレポートはRocks ForChile 2020の子ども実行委員を立派に務めあげてくれたH子ちゃんのママ目線でお届けしています。

PN：あっきー

　家族でロックスフォーチルを楽しんで3年目。
私は２児の母なのですが、GLIM SPANKYが大好きで、2018年のロックスフォーチルでGLIM SPANKYが出演することを知り、初めて参戦しました。

2018年に参加してみて、子どもと一緒にゆるく野外で音楽を楽しむことができ、とってもお気に入りのフェスになりました。

そんなロックスフォーチルが「子ども実行委員」を募集する、という告知をみて、楽しそうだなと思い娘に聞くと、「参加したい！」と即答だったので応募し、下の娘は子ども実行委員に参加させてもらうことになりました。そんな子ども実行委員のママの私が、音楽的な知識はありませんが、母親目線で1日目の様子をレポートします！

　ずっと心待ちにしていたロックスフォーチル当日の朝。2人でドキドキしながら会場入り口に到着。

今年のロックスフォーチルは、なんと子ども実行委員のみんなが舞台の上で「開会宣言」をするところからはじまることになったのです！娘は子ども実行委員の仲間の顔をみて、ちょっとホッとしたのも束の間、開会宣言のセリフを何回も唱えて落ち着かない様子。そんな中、優しいスタッフのお兄さんから配られたのは、子ども実行委員オリジナルスタッフTシャツ！！なんとクラウドファウンディングで応援してくださった皆さんからのプレゼントです。

https://camp-fire.jp/projects/view/337789

Tシャツを目にして、子どもたちのテンションは急上昇！！もちろんその場で一斉に着替え出しました(笑)。「スタッフの一員に見えるよね？？」と、とっても嬉しそう。そこから開会宣言のリハーサルに向かう子どもたちとは別行動で、親は検温、消毒を済ませ入場口から会場へ。

　ステージではDJダイノジさんの「おはようDJ」からウォーミングアップ！大人も子どもも思い思いに身体を動かしていました。みんな大好きエビカニクスも！知らない人同士でも、一緒に踊れば、目と目が合って一気に親近感！楽しいー！身も心も温まったところで、FM802のDJ野村雅夫さんもMCに加わり、いよいよ子ども実行委員の開会宣言！

皆ガチガチに緊張している様子。「入場しながらリズムを刻もう～！」と首から下げている手作り缶太鼓も、叩く手がぶらんとしている…だ、大丈夫だろうか…。

でも、そんな大人たちの心配は無用でした！

一人一人、緊張しながらも自分のセリフをしっかりと言うことができました！

「子ども実行委員が開会宣言ちゃんとしないと、ロックスフォーチル始められへんから」と言っていた子どもたち。頼もしいなーと思ったのでした。

　客席に戻ってきた娘に感想を聞くと、「ステージの上から、客席ぜんぶ、後ろの芝生で手を振ってくれている人の顔もはっきり見えた！すごい景色やで！」と興奮気味に教えてもらいました。そして「今もステージから私たちのこと見えているんだよ～」とステージに向かって嬉しそうに手を振っていました。

そんなこんなで無事にロックスフォーチルの1日目は始まり、後はもう楽しむだけです！

　トップバッターは眉村ちあきちゃん。テレビで見るより、動きもおしゃべりもとっても可愛い！そして歌声や歌う姿はかっこいい！会場のお客さんとの掛け合いも面白くて、どんどん惹き込まれていきました。楽しそうだなあ、歌うのが好きで好きでたまらないのだろうな。と、観ている私も嬉しくなりました。

そして、この日はロックスフォーチルならではのスペシャルな取り組み、子どもたちとのセッションもありました！

子ども実行委員として、出演アーティストのことを調べ始めた時から、眉村ちあきちゃんにロックオンされたうちの子。楽屋裏では、子どもたち一人一人に声をかけてくれて、優しくてもっと大好きになったと言っていました。「ちあきちゃん、本番、パプリカの歌詞間違いまくっていたけど、楽しいからそこも好き！！」とも (笑)

子どもたち、いい顔していますよね～！こんな経験、なかなかできない。プロのステージで沢山の刺激を受けて、色んな気持ちを味わって、新しい世界が見えたのではないでしょうか。私も子どもに戻りたい！来年ロックスフォーチルに行く子どもの皆さん、子どもセッションに参加して楽しむことをオススメします！

　さて、1日目、客席後方の芝生エリアでは、絵本作家の谷口智則さんのライブペインティングも行われていました。観客がその場でリクエストした動物を即興で描いてくれるというからすごい！！「カピバラ」「ヤドカリ」なんていう無茶ぶりにも迷うことなくさらさらっと筆を進める姿に、もう釘付け。かっこよかったです。

そして完成した絵がこちら。動物たちがワニ君に乗って音楽を奏でています～♪一人一人がどんな楽器を持っているか見るのも楽しい！

会場では谷口さんの絵本やグッズはもちろん、ロックスフォーチルの事前企画で募集した子どもたちの絵とのコラボティシャツやトートバッグも販売されていました。

私はたっぷり入る大きいサイズのトートバッグを。谷口智則さんに子どものリクエストでお化けワニイラストとサインまでしていただきました。

　芝生エリアには子どもステージも設置され、親がライブを楽しんでいる間、子どもたちも楽しめるエリアを作ってくれていました。これって、本当にありがたいですよね！今まで子連れでライブやフェスに参戦し、ぐずり出したお子さんを、あれやこれやでなだめた結果、泣く泣く途中退場、という経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。でも、ロックスフォーチルなら大丈夫。子どもも楽しんでくれるから、大人は嬉しい！しかも、子どもステージを大人が観ても面白い！！来場したすべての人に楽しんでほしい、という愛を感じます。